最適な会計システムの選び方

最適な会計システムの選び方

最適な会計システムの選び方

タイでは日系・タイローカル・その他外資を含めて20社以上の会計システムが存在しています。

進出している日系企業の中でも使っているソフトやシステムは様々ですが、その中でも、Express、SAP B1といったソフトを利用されていたり、名前を聞かれたことがあるかと思います。

特にExpressは、タイの大学生が会計を習う際に使用されているということもあり、タイの会計スタッフには慣れ親しんでいるソフトのようです。

とはいえ、日系企業によっては相性が悪い側面もあり、タイ会計サービス比較.comでも、“使っているExpressから別の会計システムに変更したい”、“自社に合った会計システムを紹介して欲しい”といったご相談を受けることが増えてきました。

会計システムの変更を行いたいものの、どのシステムも基本的な機能は満たしており単純な比較が難しいため、時間がとれずに目をつむっているという声も少なくありません。

会計システムを使った運用が上手くいっている会社とそうでない会社の違いはどこにあり、また会計システムをどのように選ばれているのでしょうか。

一言で言えば、会計システムを導入する目的が明確にあるかどうかで運用が変わってきます。
目的が変われば、そこにたどり着く方法も変わってきます。

しかし、目的が定まっていなければ多機能なシステムに大きな予算をかけて導入したとしても、運用が上手くいきません。
そのため、目的を整理するために最適な会計システムを選ぶ上でのポイントをご紹介します。

タイでシステムを選ぶ際に注意したいポイント4選

最適な会計システムの選び方

【ポイント4選】
①内製化の範囲
②今後の拡張性
③他システムとの連携
④関わる人の範囲

上記4つの内容と予算に応じて、選択肢が絞られます。
各ポイントについて、もう少し詳しくご説明致します。

内製化の範囲

自社の人材とシステム導入でどこまでの業務を担うのかということになります。多くの企業が会計事務所に記帳仕訳や決算書作成を委託するところから始まります。

その一方で、企業によっては自社で会計有資格人材を用意し、内製化に近づける場合があります。その上で、会計システムを導入することによってどこまでを自社スタッフでこなすのかを見極めるのが重要です。

現金・預金だけをまずは管理するのか、仕訳等も行うのか、はたまた在庫管理等も含めたトータルの管理を行うのかで必要となる体制づくりが異なってきます。

この部分が整理されると段階的な内製化も有効となってきます。会計事務所によっては会計システムも併せた相談が可能な場合があるので、その場合よりスムーズな設計が見込めます。

今後の拡張性

今後、システムでどの範囲まで管理するのかを計画立てすることも重要です。日々の業務は何かしらの形で会計業務に影響を与えてきます。

営業なら見積もり管理やP/O管理、モノがあれば在庫管理、製造業なら生産管理に範囲が及びます。

そういった情報の一元管理はシステム導入の大きなメリットですので、導入時点であらかじめ範囲を想定できていればそれに応じたシステム選定ができ、運用の成功確率が大きく向上します。

他システムとの連携

日本から進出している企業に多いケースとして、既に他の業務で使用しているシステムと会計システムを連携したいというご要望があります。

その場合カスタマイズ性のあるパッケージ選定が必要となり、相応の開発リソースを持ったシステムベンダーからの導入が望ましいです。

さらに言うと、連携先のシステムの開発元が日本にあることが多く、タイローカルのシステムベンダーではコミュニケーションの壁が発生するため上手く行かないケースがある点も要注意です。
当サイトへのご相談でも、現行のシステムが拡張性を持たないがために入れ替えを検討するお客様も多くなっています。

関わる人の範囲

一般的にはシステムの導入にあたり、機能と価格が注目されがちですが、サポート体制も重要なポイントです。

システムに関わる人がタイ人スタッフのみか、日本人も目を届かせたいのか。タイ法人だけでなく日本本社も使用するのか、さらには会計事務所も同じシステムを使うのか。

海外では現地スタッフとのコミュニケーションの問題もあるため、サポート体制の検討が必要となります。

この部分を見誤ると導入後も結局使われないシステムになるリスクがあります。

実際に相談があったお客様で、システムを導入して2年経っても現場がエクセルを使っているため、日本からIT担当者を赴任させ、エクセルからシステムを使わせるようにしたケースがあります。

しかし、導入時にタイ人にシステム選びを任せたため、ローカルベンダーとのやり取りになり、結局、日系システムベンダーによってシステムを入れ替えになりました。

最後に

一概に最適な会計ソフト・システムと言っても判断基準は様々です。そのためにも、まずはゴール設定を明確にすることがシステム運用の近道となります。

以上の点を踏まえ、これから会計システムやソフトを選ぶ際や、会計システムやソフトの変更をご検討の際にご参考にしてください。

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